こんにちは!
本日は少しボードゲームで子育てするということに対してお話します。
こどもいないんですけど、こどもとボードゲーム大好き過ぎて書いてしまいました。笑
イメージ的には2、3歳から小学校低学年をイメージして書きました。
また、最後に子供におすすめボードゲームも紹介します。
※本記事は下記の記事から分割しました。
前提
私たちには子供がいないので、今まで読んだ書籍、聞いた講演、他人の子供と一緒に遊んだ経験での話になります。
ただ、4歳から10歳くらいまでの子と遊びながら、
「どんなボードゲームがよさそうか?楽しんでもらえるか?いい影響を与えられるか?」
と考えながらボードゲームを購入したりしています。
ですので、少しは参考になるかと。
また、下記HPに紹介する松本さんの影響も受けています。
学芸大学で学んだ後に、療育アドバイザーとして療育の現場にボードゲームを積極的に取り入れている方です。
下記参考にしてい見てください。
※参考 療育アドバイザーの松本太一さんHP
http://www.gameryouiku.com/%e8%87%aa%e5%b7%b1%e7%b4%b9%e4%bb%8b/
ボードゲームが子供に与える好影響
ボードゲームを子供と遊ぶことのメリットは4つあると考えています。
・論理的思考の生育
・社会性の発現
・小さな成功の体験
・メンバーとの関係性構築
論理的思考の生育
まず、論理的思考の生育に関してですが、
ご存知の通りボードゲームのルールによっては非常に頭を使います。
ルールの範囲内で最大限の成果を出す、ということは難易度高いですし。
それを楽しみながら学べることは非常にメリットが大きいと考えます。
正直、小さいころに勉強で論理的思考を刷り込むのは大変かなと。
基本的に「勉強」って形式だと子供は取り組みたくないだろうと思います。
社会性の発現
次に社会性の発現です。実はこれが最も大きなメリットかと考えます。
というのも、「ルールの中で相手の立場に立って最大限の成果を出す」という社会的な行為の練習になります。
「ルールを覚えること」「相手の立場に立つこと」「ルールの中で最大限の成果を出すということ」を理解するのは子供にとって非常に難易度が高いです。
実際、4歳から7歳くらいの子とボードゲームをする機会がありますが、
まず最初に「ルール」で苦戦し、
ルールを把握しても次に「相手との関係性」の壁が立ちはだかります。
自分が好きなことをやっていても勝てないことを理解します。
そのあと、ルールを駆使しながら相手の立場に立ってゲームに勝つことを学んでいきます。
これって社会性そのものだと思いませんが?
ボードゲームは上記を通して社会性を身に付けられるかと。
小さな成功の体験
ゲームを通して小さな成功体験を数多く得ることができます。
大人と混ざってゲームをして、時に勝利できるということは子供にとって大きな体験です。
真剣にやりつつもこどもに勝たせて成功体験を得させてあげましょう。
大人になってから成功体験を感じることは少なくなります。
子供のうちに体験させることで自己肯定感が増すかと。
適切に成功体験を与えるには大人のさじ加減やゲームの選び方が重要になってきますが。
メンバーとの関係性構築
最後に、メンバーとの関係構築が進むということも大きなメリットと考えます。
ボードゲームは一部のゲームを除き、基本的には多くのコミュニケーションが発生します。
ゲームの魅力を伝える、ルールを教える、ゲーム中の駆け引き、感想戦、と様々なタイミングでボードゲームという共通の話題で盛り上がれることができます。
特に家族でボードゲームをプレイし、共通の話題でコミュニケーションを育むという非常に魅力的です。
人間関係が希薄になっていると言われている現代社会では非常に重要かと。これは子供だけの話ではないですね。
ぜひ、ボードゲームを通して家族、友人との関係性を深めていきましょう。
ちなみに私の知り合いでは小学生のお子さんと頻繁にカタンを楽しんでいるそうです。うらやましい。
自分に子供ができた際にはボードゲームの英才教育を施そう。。
おすすめ子供向けボードゲーム
最後に、子供向けのおすすめボードゲームを紹介します。
そのうち別記事にてがっつり紹介したいと思いますが、今回は軽く3つ選びました。
おすすめボードゲームを選ぶ基準
・年齢にあったゲーム
こどもが理解できるルールでないと興味を持ってもらえません。
できるだけ年齢にあったゲームを紹介します。
・協力、または、大人が加減しやすい、ゲーム
成功体験を得るために「大人と一緒にゲームをできた」と思ってもらえるようなゲームを選定しました。
また、ルール上大人が手加減しやすいことも考慮に入れました(運の要素が少ないゲーム)
・思考力が試されるゲーム
完全に運だけでなく、子供が頭を使えるようなゲームを選びました。
2歳~
「果樹園」というゲームです。
これは、ドイツボードゲームメーカーのHABAが「初めてのボードゲーム」ということで設計した、2歳から遊べるゲーム。
さすがボードゲームの大家であるHABAが作っただけあって、
コンポーネントが非常にかわいい上に、「2歳の子供がはじめてボードゲームをする目的」なども考えられたゲームです。
このゲームは初めてボードゲームに触れる子が、
「ストーリーを理解」し、「ルールを把握」して遊ぶことを目的にして作られています。
ストーリーが分かりやすいのと、仕掛け(サイコロ、コンポーネント)がそのストーリーにのっとった作りになっています。
ですので、大人はしっかりと「ストーリー」を伝えて、「ルール」をわかりやすく楽しく伝えなければなりません。
ある意味、大人が試されるかも。
ボードゲームの導入でおすすめです。
5歳~
おしゃれパーティ―です。
これは別記事にて紹介しています。
おすすめポイント等は上記の記事にて書いてありますが、
「磁石を使ったかわいいアクション」と「神経衰弱的な楽しみ」、さらに「協力ゲーム」ということで選びました。
実際、私も持っていて何度か子供とプレイしましたがかなり好評で、
頭を使いながらコミュニケーションが取れる良作です。
ぜひお子さんと楽しんでみてください。
8歳~
おばけキャッチです。
これは別記事にて紹介しているので参考にしてみてください。
選んだ理由としては、普段使わない脳を刺激しつつ大人と対等に遊べるゲームだからです。
がっつり対戦系にはなってしまいますが。。。手加減はしやすいです。
また、4歳くらいの子ともプレイしましたが、
その時は一枚一枚めくって一緒に考える、といった形でプレイしました。
非常に頭の運動になります。
これは脳の限界値を上げるゲーム。笑
まとめ
いかがでしたか?
ボードゲームを積極的に子供と一緒にやるの悪くないな、と思っていただけたんではないでしょうか?
本記事を参考にしていただきボド育(ボードゲーム育児)が盛んになって、
こどもがすくすくと育ってくれれば幸いです。
また、それでボードゲーム界が盛り上がってくれればうれしいなぁ。。。((*´Д`)
以上で紹介を終わります。
また、ボードゲーム関連の記事書いていきますー!
お読みいただきありがとうございました!