こんにちは!
今回も私が愛してやまないボードゲームの世界に皆さんを誘おうと思います。
今回紹介するのは「インサイダーゲーム」です。
これはこれまで紹介したボードゲームと少し毛色が違い、いわゆる「正体隠匿系」と「連想ゲーム」が絶妙に絡み合ったゲームです。
最初の半分は「連想ゲーム」のようにお題を当てていき、後半は「実は誰がお題を知っていながら知らないふりをしていたか」を当てていきます。
作成元のオインクゲームズは計算尽くされたゲームを丁寧に作り込むのが得意で、インサイダーゲームはその中でも傑作だと思います。個人的にはオインクは2つのルールを絶妙に掛け合わせて新しいプレイ感を生み出すのが得意だなぁと思っています。
下記に代表例載せておきます。そのうち紹介します。
・お絵描き×正体隠匿
・福笑い×だまし
オインクの人、いつもありがとう!!
では、本題のインサイダーゲームの紹介です。
基本情報
発売日 | 2016年 |
メーカー | オインクゲームズ |
ジャンル | 正体隠匿系 |
人数 | 4-8人 |
プレイ時間 | 30分 |
前回同様ルールは下記に記載するので、まずこのゲームの魅力をお伝えします!!
このゲームの魅力
・連想ゲーム的要素でお題を時間制限内に当てなければならない焦りと、その中でも「誰かインサイダーなんだ?」という腹の探り合いという裏の心理戦が繰り広げられるのがたまらない!
・時間がなくなってインサイダーが焦りだすと面白いことが起きやすい。笑い要素も含む。大体いつも大爆笑してます。
・コンポーネントがかわいい。砂時計など入っててただのカードゲームと思わせない満足感(いつも言ってる気がしますけど、やっぱりコンポーネントの可愛さは大事!)
ルール
・各プレイヤーは役職カードを引いてマスター、庶民、インサイダーに分かれます。正体は隠します。
マスター: ゲーム進行、お題を知っている、みんなから質問を受ける
庶民: お題知らない。
インサイダー: お題を知っているけど、知らないふりして庶民を正解に導く。
・-勝利条件-
インサイダー: 正体を隠し通す
庶民、マスター: インサイダーの正体を当てる
-敗北条件-
インサイダー: 正体がばれる
庶民、マスター: インサイダーを見つけられない
全員: お題を当てられない ← ここがポイント!
※ インサイダーは「全員敗北しないように庶民がお題を当てられる」、かつ、「自分がインサイダーだとばれない」という絶妙な質問で庶民側でお題を当てる。
下の場合はお題は「かみなり」。
「お題当てフェーズ」
・砂時計開始。
・庶民、インサイダーがマスターに質問をしてお題を当てる。例えば…
庶民・インサイダー側 「それは動物ですか?」
マスター 「はい/いいえ/わからない」
・基本、庶民にお題を当てさせる。ただし、インサイダーもお題を当てていい(庶民が偶然正解してしまった風を装う)
・時間以内に正解が分かれば「インサイダー探しフェーズ」。わからなければ全員敗北。
「インサイダー探しフェーズ」
・砂時計をひっくり返す。
・砂時計が落ちきるまでにインサイダーが誰か議論します。
例えば…
「あの質問ってお題知ってなきゃできないよね?」
「あの質問から一気に正解に近づいたよね?」
「ヒント少なかったけどなんで正解できたの?」
などなど。
・砂時計が落ちきったら、まずは正解を導いた人がインサイダーかどうか裁判し、その後当てられなかったら全員で裁判をします。
※少し説明が難しそうになってしまいましたが、導入は割と簡単で説明書見ながらやればいきなりプレイも可能です。
その他
・重量級、中量級の合間にやるのにちょうどいいボリューム感。
・インサイダーになれないともどかしい。インサイダーやりたい!!
・どこにでも売ってます。入手性良し。
・アプリがあります。こちら
※まだやってないのでやったら追記します。
・別バージョンもあります。こちらもまだ私はやってないので、やったことある人はコメント欄などで教えていただけると嬉しいです。
プレイ感想などコメントいただけると嬉しいです!
今回は以上です。
今後もおすすめボードゲーム紹介していきます。よろしくお願いしますー!!