ビジネスやれとかそういう話ではないです。また、非現実的な意識高い系の話でもないです。
むしろ、私は地に足つけて頑張る人を応援するタイプの人間です。
選択肢を知らない新入大学生に「現実的にこんな選択肢もあるよ、こんなことはじめてた人がいるよ」っていうことを知ってもらう記事です。
先入観なく目次だけでも見てみてくださいー
こんばんは。
今回は、「大学入学時に知っておくべきこと」を紹介します。
というのも、先日下記の質問を高校生3年生と大学1年生から受けました。
「大学が入ったら何をしたらいいですか?」「今大学一年なんですけど何したらいいですか?」
周りに同級生しかいなかったらわからんよね。
私は怠惰で自分で情報取りにいかず、さらにそれを諫める大人も周りにいなかったため、(一般的にはメンターっていうの?わかんないけど)
大学一年生の時は「バイト夜遊び麻雀家でゴロゴロ大学たまに行く」という典型的なクソ大学生でした。
理系なのによく卒業できたな!
そんな悲しき愚物を大量生産させないために「こんな選択肢があるんだよー」、ということをお伝えできればと。
私の話もありますし、友人、その他の情報も踏まえてお話します。
本記事の目的
私が大学入学時に知らなくて後悔したこと、知ってたらよかったなぁと思うことを紹介。
対象
・大学入学を控えている方
・大学1、2年生の方
・内容に共感したい方
※下記以外に大学生が知っておいた方がいいことあったらコメント欄よろしくお願いします。
結論
・周りのみんなと一緒に過ごして社会性を学ぶことは大切。
・ただ、いろんな選択肢もあることを知っておいたほうがいいよ(私は選択肢を知らなかった。)
・近しい同級生や親以外からも情報を取ってみよう。
大学入学時に知ってほしいこと
中学・高校卒業して就職している人はもうちゃんと働いているということ
中、高校を卒業して就職している人はもうすでに社会の荒波にもまれています。
10代のときから社会人やってるってマジすごい。
社会人になって高卒の同期と話してみると超しっかりしてる子が多い印象です。
一方で結構へぼい大卒もいます。
ということで、社会人経験を先にしている方々に負けないよう、
大学で何か得難い経験をしましょう。
学士の4年間はマジで一瞬
学士の4年間は一瞬。光陰矢の如し、月日に関守なしです。
学生生活のイメージは大体下記です。
1年: 入学してバタバタして中間試験、その後夏休みは遊びまくる。
2年: 唯一時間あり
3年: 就活意識し始めてそわそわ
4年: 就活 → 卒論 → 卒業旅行
おそらく落ち着いて何かに取り組めるのは1年の後半から3年の前半の実質2年ないくらい。
入学してすぐくらいに指針決めてないとその時間のあるタイミングに「バイトしてダラダラして終わる」という最悪のパターンもあり得ます。
早めに「何をするか」を決めましょう。
修士までの6年もまあまあ一瞬
理系で修士まで計画している方は6年ありますが、大抵課題と研究がやばすぎて時間がないです。
下記みたいな感じでした。
1年: 入学してバタバタして中間試験、その後夏休みは遊びまくる。
2年: 課題クソヤバい
3年: 課題クソヤバい
4年: 院試 or 研究 → 卒論
M1年: 研究クソヤバい
M2年: 就活 → 修論
理系で研究を一生懸命やっていれば学会発表だったり研究で得難い経験がたくさんできます。
とはいえ、その中でも人間性深めるために何か別のことを少しチャレンジできればいいかなと。
(私は合間縫ってバイトして旅行行ってました。)
給付の奨学金があるということ
奨学金には超ざっくりいうと下記のような種類があります。
知っておいてほしいのは「返済無しの給付型の奨学金」があるということと、第一種でも返済免除があるということです。
奨学金の制度を調べて奨学金頑張ってもらっちゃいましょう!
返済無し奨学金
・学校から給付
・企業、地方から給付
返済あり(日本学生支援機構)
・第一種 無利子
・第二種 有利子
ちなみに、第一種の半額、全額免除は結構ハードル低いです。
(例えば、月8万円もらってた奨学金が全額免除になったら、研究やっていただけで月8万円のバイトをしていたことになります。)
研究頑張ればゲットできるので、それを見据えて頑張りましょう。
アルバイトはいろいろあるということ
アルバイトから得られることはかなり多いです。すぐに始めないでちょっと立ち止まって検討してみましょう。
何にも考えずに家から近いからという理由で決めるのはもったいない。
※私含め、周りでちょっと変わったバイトの例
・留学生の寮の管理人(家賃ゼロ)
・スキー場やリゾート地の住み込みバイト(家賃ゼロ、その場所で遊べる)
・個人契約の家庭教師
・コンサルの事務
・飛行機の清掃
などなど。他にもたくさんあります。
上記のバイトは割が良かったり、得難い経験ができます。
しかも、選ばれし人だけができるバイトではありません。探せば誰でもできます。
サークルもいろいろあるということ
サークルもいろいろあります。
それまでやっていた得意なことの延長線上でサークルを選ぶのも良いですが、全然違うことをやってみるのも一興です。
というか、そっちの方が人間性広がるかなと。
私は山岳部などの将来の趣味につながるサークルに入っておけばよかったなぁとちょっと後悔しています。
・運動サークル
・音楽サークル
・登山サークル
・スキーサークル
・謎解きサークル
・無人島サークル
などなど。
あまり決め打ちせずに、いろんな可能性を検討してみましょう!
ボランティアをやってみよう
時間が許す限りボランティアに取り組んでみましょう。
個人的な意見として、人生の構成要素は下記と考えています。
・仕事
・趣味
・家庭
・ボランティア
皆さんあまり「ボランティア」を人生の構成要素に考えていませんが、
「真剣だけどお金をもらわない活動」は心の豊かさに非常に重要と考えています。
時間があって、心にゆとりのある学生時代にこそ、この考えを身に付けていただきたいです。
(偉そうなこと言ってますが、大学一年の時から今までなにかしらの活動に従事しているので実体験より。私の心が豊かかどうかは知りませんが。)
将来に向けた資格の勉強をはじめる選択肢があるということ
これ、めちゃくちゃ重要です。
入学してからすぐ公認会計士や司法試験などの難関資格に向けて勉強し始める人たちが一定数います。
(私は全く知らずにウェーイってバカな学生やってました。どこからそんな情報を仕入れているの?家族とか親戚ですかね?わからん。)
難関資格を取ることで就職の難易度は一気に下がります。しかも待遇良し。
たとえその職業につかなくても、「その資格を取った能力や努力」は就職活動時に非常に評価されます。
知ってて選択しないのと、知らずに選択できなかったのでは大きな差です。
私の場合は「知らずに選択できなかった」側の人間。
また、上記のような難関資格でなくても教職や他の独占資格なども「勉強できるんだよ」ということを知っておいてください。
取り組むか取り組まないかはちょこっと調べて判断すればいいことです。
※資格を取る意義に関する記事
学校や国の制度って結構充実しているということ
調べてみると実は低予算(むしろ無料)で留学できたり海外インターンに行けたりします。
しかも単位になったりします。実は日本は結構教育熱心ですよ。
せっかくなのでそういった制度をガンガン利用しちゃいましょう。
めちゃくちゃおいしい話転がっているのに案外みんな調べていないので競争率は低かったりします。
ちなみに私は運よく先輩からそういった情報をもらえましたが、学内選考で落ちた…。くそぉ。。
バックパック旅行という存在
学生のうちに一度でもバックパック旅行に行くことをお勧めします。
私はバックパック旅行というものを全く知らずに生きてきました。
が、大学3年の時に本当にたまたまそういう情報に触れる機会があり行動することができました(マジでラッキーだった。。)。
間違いなくいい経験できるので、行ける方はぜひ時間とお金作って行ってください。
詳しくは下記参照。
大学時代に会う人の9割以上は人生にあんまり関係ない。けど、残り一割の人とは一生の友人だったり結婚相手だったりする。
大学時代に大量に人に会います。で、その中で9割は人生にあんまり関係ないです。
ただ、その他の1割がめちゃくちゃ重要パーソンです。
一生の友人や、結婚相手が学生中に会う可能性高いです(私の妻は学生中からの知り合い)。
なので、「こいつはいいやつ!大事!好き!」と思ったら徹底的に大事にしましょう!
学生からの人間関係は損得勘定なしの剥き身の関係なので超貴重。
ちなみに、どうでもいい奴はほっといても大丈夫です。変に気を遣ったりしなくて大丈夫。
まとめ
いかがでしたか?
他に思いついたら更新しますが、細かいところも大きいところも大事なところは抑えたつもりです。
もちろん、全部やらなくていいです。
ただ、私は入学時に知らなかったため後悔したことがいくつかあります。
知っていて選択しないのと、知らずに選べなかったのとは大きな差かなと。
上記の中で何か刺さるものがあれば試してみてください。
逆に私の大学1年の時のようにおもくそ怠惰な生活をエンジョイするのも人生です笑
以上です、お読みいただきありがとうございました。
また、若者に向けた情報発信もしていきたいと思います。