こんにちは!
今回は「北アルプスの全体像が知りたい」ということで、
北アルプスの全体像をざっくりと紹介します。
私は登山に興味ありましたが、
・どこに何の山があるのか?
・北アルプスっていうけど広すぎてよくわからない。
といった悩みがありました。
今回、超ざっくり説明してイメージ掴んでもらいたいと思っています!
※各山の紹介は別記事にて紹介しています。
対象
・北アルプス登ってみたいけど全体像が分からない人
本記事にてざっくり北アルプスの特徴掴んでいただけます。
全体像わかったうえで行きたい山考えてみてください。
全体像
北アルプスは大きく4つのエリアに分けられます。
(賛否両論あると思いますが簡単のため。)
北部: 劔岳、白馬三山
東部: 表銀座
西部: 裏銀座
南部: 槍ヶ岳、穂高連峰
長野県の中部から北部、富山県にまたがるように南北に連なる山脈群。
地理的な分類というよりも、
登山者観点では北部、東部(表銀座)、西部(裏銀座)、南部、のように分けられます。
各エリア概要
各エリアの特徴を下記に紹介します。
参考にしてみてください。
北部
特徴
特徴ある山が多いです。
例えば、劔岳のように日本屈指の険しい山、
立山は雄山のふもとまでバスで行ってきれいな自然の中でテント泊や山小屋での宿泊ができ、
白馬岳では温泉が入れます。
また、比較的日数をかけていかなければならない山が多いイメージです。
鹿島槍、劔岳に関しては余裕をもって2泊3日程度見ておくとよいかと。
北アルプスの北端に位置しているため、中南部の景色が良く見えます。
代表的な山
・劔岳
富山側と長野側からの行き方があります。
富山側からは日本三大急坂のかなり急な登りがあり、
長野側からはカニの横ばいなどの険しいルートがあります。
・立山
雄山のふもとには下記の写真のような別世界のような光景が広がっています。
山小屋がたくさんあり、台地の中央では小川のほとりでテント泊が楽しめます。
・鹿島槍ヶ岳
南側の爺ヶ岳方面から登るコースと 、
五竜の方から縦走してくるコースがあります。
鹿島槍には二つの峰があり、北峰の方が高くなっています。
ぜひ両方チャレンジしてみてください。
・白馬三山、唐松岳
写真右手の連なる三つの白みがかった美しい山々です。
ちなみにこの写真は唐松岳の八方池から撮影したものであり、
非常に美しい景色が見られます。
その他
・劔岳
劔岳はいくつかメディアに取り上げられています。
この「劔岳 点の記」は劔岳の登頂を目指した男たちの熱き物語です。
ぜひ見てみてください!
東部 表銀座
特徴
北部、南部と比較すると、比較的登りやすい山が多いです。
さらに、登った後は図の矢印のように稜線を歩くコースがたくさんあり、
大キレットのような極端なアップダウンはなく、気持ちよく稜線を歩けます・
「表銀座」と言われるくらい人が多いのが特徴で、そこまで不安感なく登山ができます。
また、燕岳などは女性で初めて登山にチャレンジする方に人気なくらい
登りやすいのときれいな山小屋があります。
代表的な山
・燕岳
下記は燕山荘近辺から撮影した風景です。
稜線がずっと続いていています。歩くの気持ちいい!
山小屋もおすすめです!
・常念岳
日帰りも可能な一方で、コースによってはかなり登りごたえのある山にも変貌し、
テント泊もできて、山小屋もきれい、
景色も下記のように最高、といったいいところ取りの山です。
初級者も上級者にもお勧めできます。
・大天井岳
あまり有名ではありませんが、結構おすすめの山です。
というのも、標高が高い上に北アルプスのど真ん中に位置しているため、
裏銀座、立山方面、槍ヶ岳などが一気に見ることができます。
西部 裏銀座
特徴
裏銀座はマイナーな山が多いです。
(山好きは知っていると思いますが。)
また、行くのにかなり日数を取らないといけません。
さらに、表銀座ほど稜線が平らではありません。
アップダウンが激しく、体力が削られます。
ただ、一方でめちゃくちゃいい山が揃っています!!
雲ノ平、水晶、双六など、日数かけていく価値のある山ばかりです。
代表的な山
・雲ノ平
日本最後の秘境と呼ばれる雲ノ平。
行くのに最低二泊は必要ですが、行って後悔はないでしょう。
別記事にて紹介しているのでこちらをどうぞ。
・水晶岳
この山は雲ノ平や表銀座方面から見えるなだらかな形状と色合いが特徴的な美しい山です。
一目見て登りたいと思わせる魅力があります。
こちらも雲ノ平と同様に二泊程度必要です。
・双六岳
双六岳は特徴的な形状をしていて、下記の写真のような平らな台地のような場所があります。
そこから真正面に槍ヶ岳、右側に穂高連峰、左側に大天井岳を望むことができます。
明け方に行くと非常に美しい景色が見れること間違いなし!
南部 槍・穂高連峰
特徴
なんといっても槍ヶ岳、穂高連峰といった主役級の山々があります。
また、大キレット、涸沢カール、上高地などの有名な地形もあり、見どころ満載です。
上記地図を見てもわかる通り、いろんな登山道が網の目のように張り巡らされています。
(書いてあるのでも一部)
日帰りも可能な一方で、長期縦走も可能な魅力満点のエリアです。
できれば、西部、東部とくっつけていくことをお勧めします。
代表的な山
・穂高連峰、涸沢カール
3000m級の山々が連なる穂高連峰は一度登ってみる価値があります。
登り切れなくても、涸沢カールや上高地など魅力的な場所がたくさんあります。
涸沢カールに関してはこちらにまとめていますのでご覧ください。
・槍ヶ岳
山好きあこがれの地、槍ヶ岳。本当にかっこいい。
説明不要かと思いますが、下記に記事でまとめてます。
・笠ヶ岳
笠ヶ岳は穂高、槍の西部に位置して南北に長い稜線を持っている山です。
この山はあまり有名ではありませんが、北アルプスの中でも独立峰のようないで立ちで、
ある程度北アルプス登ったことある方はこちらに足を延ばしてみるのも一興かと。
その他
槍ヶ岳や穂高連峰をテーマにしたメディアがたくさんあります。
下記、興味あれば見てみてください。
氷壁
孤高の人
まとめ
いかがでしたか?
北アルプスの全体像が分かっていただけましたでしょうか?
私もすべての山に登ったことはないので、これからゆっくり制覇していこうかと思っています。
皆さんも北アルプスを満喫してくださいー!!!
以上で終わります。
今後も登山の記事書いていきます。
お読みいただきありがとうございました!