こんにちは。
本日は「資格を取得する意味」と「はじめての資格取得」の紹介をします。
ぶっちゃけ資格取っても意味ないっしょって人もいるかもしれませんが、
どの資格も目的によっては取得する意味はありますし、目的なく取っているとどんな資格も意味もなくなります。
(参考) 筆者プロフィール
非ITエンジニア。今の時代を生きていくスキルセットを身に付けるため、戦略的に資格取得を開始。
2020年に取得した資格は、TOEIC over800、Pythonエンジニア基礎試験、G検定、FP3級、ITパスポート。
中期的に、IELTS、技術士、E検定、情報技術者上位を取得予定。
私の資格取得のロードマップ踏まえて本記事書きましたので参考にしてください。
本記事の目的
・資格取得の意味、メリット、デメリットをお伝えする。
・最初に取り掛かるのにちょうどよい資格を紹介する。
対象
・資格取得を踏み出すのに躊躇している方。
・資格取得を考えているが何から手を付けていいかわからない方。
前提
現代を生きるために必要な4技能
前提として、現代を生き残るのに下記のスキルが必須です。
そこで、資格試験を通して下記のスキルを網羅的に身に付けるとともに、目に見える形で証明できることが大事だと考えています。
・金融
・語学
・情報(IT)
・専門性
資格取得の目的
最も重要なことは、その資格を取得する意味をはっきりさせることです。
・勉強の達成度を把握するために取得するのか?
・その資格自体に意味があるのか?
例えば、医師免許や公認会計士のようにその資格自体に意味があり「何としても受かることが大事」な資格もあれば、
就職に影響があまりなく理解度確認くらいの資格もあります。
スタンスをはっきりさせて勉強の仕方を考えてください。
結論
資格取得は下記のメリットがあり、取得する意味があります。
・網羅的にその分野の勉強ができる(これが一番大きい)
・就職、転職の幅が広がる。(まじで)
・小さな成功体験につながる。
ちなみにデメリットは特にないです。
しいて言うなら、本業との両立が時間的に難しいことと、お金がかかることですが、
期限があるものでもないので中長期的に計画練ればデメリットになりません。
また、はじめての方にちょうどよい資格取得の取り掛かり方は下記です。
理想的には上記二つをササっととってしまい要領掴んで、中長期的に専門性と語学を延ばすのがおすすめです。
・金融 → ファイナンシャルプランナー3級
・情報 → ITパスポート
・語学 → TOEIC 初期600点 → 最終800点~
・専門 → 自分の仕事に関係ある独占資格 or 権威付けできる資格の勉強を細々と開始する。
それぞれなぜそれを取るべきか、なぜ語学と専門性が優先か、ということは下記に述べていきます。
資格取得の意味
メリット
・網羅的にその分野の勉強ができる。
一番のメリットはこれかと。網羅的に勉強ができます。
特に、自分が身に付けたいスキルがあるけどどこから手を付けていいかわからない場合は非常にいい教材です。
実際、この点に関してファイナンシャルプランナー3級を受けて非常に良かったと思っています。
・就職、転職の幅が広がる。
独占資格や権威付けのできる資格を取ることで就ける仕事があります。
弁護士や公認会計士、医師などです。
間違いなくこういった難関資格を持っていることは就職に有利に働きます。
(もし、その職業につかなくても、その資格を取れる努力や能力があることを評価してもらえます。)
また一方で、難関資格でなくても就職の幅が広がることがあります。
実際、就職のための資格でなかったのにも関わらず、その資格関連の求人をエージェントから紹介されることが多くなりました(予想外)。
具体的にはデータ分析系の仕事です。業界的に人足りてないのかな…。
とにかく、経歴や他の資格との掛け算で思わぬ引き合いがあるかもしれません。
・小さな成功体験につながる。
資格試験に受かることで小さな成功体験につながります。
最近の日本の雰囲気の中で成功体験積むのって難しい場合もあるかと思います。
そんな時に資格取っておくとある意味精神的にもタフになれます。
実際、転職の可能性増えればその会社にしがみつかなくていいと思えます。
デメリット
デメリットは下記です。
決定的なデメリットはないかなと。あとは人の価値観の問題。
・時間がかかる。
特に期限が決まってるものでもないので、計画的にやるならばデメリットになりえないかと。
ただし、会社から取得を義務付けられている場合は時間に関してはデメリットかもしれません。
・お金がかかる。
大体数千円~数万円です。高いかどうかはもはや個人の価値観かなと。
それでもケチりたいなら受ける意味ないと思います。
はじめての資格取得
下記の資格にチャレンジすることをお勧めします。
金融: ファイナンシャルプランナー 3級
正直、この資格を持っているからと言って就職にはそんなにメリットありません。
が、この資格を通して「金融の全体像」が学べます。
保険、相続、資産形成、税金、などの基本的な部分をこの試験を通して理解することができました。
実際、不動産の方や、税理士の方、FP上位級を持っている方の話が頭に入ってくるようになり、
本当に取得に向けて勉強してよかったと感じています。
ですので、目的から言って「全範囲をしっかり学ぶ」ことが最も需要です。
どこかの分野を捨てて試験合格したところで意味ないかな、と思います。
※ファイナンシャルプランナー3級の記事
※ファイナンシャルプランナー2級の記事
情報(IT): ITパスポート
上記FP3級と同様に、この資格を持っているからと言って就職にはそんなにメリットありません。
この資格を通して「ITの概要」が学べます。
これほど網羅的に学べる資格もないかと。みんな情報系に苦手意識持ってますよね?
ちょっと知っているだけで周りと差をつけられます。
ですので、この資格も目的から言って「全範囲をしっかり学ぶ」ことが最も需要です。
どこかの分野を捨てて試験合格したところで意味ないかな、と思います。
※ITパスポートの記事
語学: TOEIC 600点 → 800点
いいか悪いかは別として、TOEICは日本で最も就職の幅を最も広げる資格と言っても過言ではないです。
また、語学は専門分野に掛け算しやすいです。
例えば、
技術者 × 英語 → 海外とやり取りできる技術者
営業 × 英語 → 外資系への転職
保育士 × 英語 → 英会話スクール、インターナショナルスクール
などなど。
さらに点数によって就職の選べる幅も段階的に変わってきます。
例えば、TOEIC700点程度取っていないと転職時に見てもらえない企業はかなりありますし、
800点取ればかなり外資系からのオファーも増えます(実体験から)。
900点取ってたらどんな感じになるのかな?わからん。とりてえ。
ということで、最もコストパフォーマンス高いです。やれば上がるし。
まずはとっかかりとして600点を目指し、
最終的に800点以上取る気で中長期的に勉強を開始することをお勧めします。
※TOEIC600点
※TOEIC700点
※TOEIC800点
※TOEICテクニック編
専門: 各専門性に合わせて選択
各専門の資格で独占資格、または権威付けできる資格を中長期的に計画立てて勉強を開始してください。
難関資格であればあるほど時間がかかりますので、いつ開始したかが大事になってきます。
上記の金融、情報、語学と併せて細々と始めましょう。
独占資格、権威付けできる資格は具体的に下記があります。
・公認会計士
・弁護士
・税理士
・弁理士
・FP1級
・技術士
・心理士
・保育士
・教職
などなど。
難易度はどれも通常~難関、に分類されます。
自分の専門性に合わせて戦略的に取得を目指しましょう。
また、語学と同様に掛け算しやすいプログラミングも第二の専門性として育てていくのもありです。
私の経験からPythonが今後伸びてくるのと、下記資格がとっかかりやすいのでお勧めです。
参考にしてください。
※Pythonエンジニア認定試験
※Pythonエンジニアデータ分析試験
(参考) 私の資格取得ロードマップ
私は下記のロードマップで資格取得を考えています。
下記が正解ではありませんが、「こんな感じで戦略的に考えたらいいと思うよ」って話です。
参考にどうぞ。
金融: 人生設計のため、金融の最低限の知識を身に付ける
FP3級(済) → FP2級(中期)
情報: 非ITエンジニアとして突出した状態
ITパスポート(済) → 基本情報技術者(直近) → 応用情報技術者(中期)
語学: 仕事で困らない語学力
TOEIC800点(済) → TOEIC900点(中期) → IELTS(長期)
専門: 技術者としてプロフェッショナルな状態
技術士(中期)
Pythonエンジニア認定試験(済) → Pythonエンジニアデータ分析(直近)
G検定(済) → E検定(長期)
まとめ
いかがでしたか?
資格試験も悪くないなーって思っていただけたんではないでしょうか?
ちなみに、偉そうなこと言いましたが私もまだ道半ばです。
一緒に自分の可能性を広げていきましょう!!
以上で紹介を終わります。
また、勉強、キャリア、資格に関する記事書いていきます。
お読みいただきありがとうございました!